「最近のマイブームは八九式中戦車です」その弐

みなさん、2011年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。<(_ _)>
2011年最初のエントリーは、2010/10/23 のエントリー「最近のマイブームは八九式中戦車です」の続編です。
Armour Modelling 誌特別企画、三分割マガジンキット「1/35 八九式中戦車乙型も 2011年1月号 で最期に残った足回り編もやっと出揃いました。Amazon のレビューを見ると批判も多いようですが、忙しくてなかなか作る時間が取れない身としては、出るたびにチビチビ作れる分割キットで販売されるのも決して悪くはないなと思ってます。





キャタピラは付属の一体型ではなくモデルカステン製の可動式履帯。可動式履帯は初めて組んでみました。手間はかかりますが、仕上がるといい感じです。
主砲とマフラーまわりはファインモールドのディテールアップパーツを使ってます。しかしマフラーまわりのエッチングパーツを組んでるとき、瞬間接着剤で指どうしベッタリくっつけてしまいました。剥がすのに小一時間かかりとっても焦りましたが、こんなこと厨房以来でとっても久しぶりですw




右側の履帯はまだ未完成。こんなパーツを繋げていきます。


鋭意作成中の図。いかにもキャタピラっぽくていい感じですね。一体型のキャタピラではこの質感は出せません。


手前に見えるのは田宮の薄刃ニッパー。このニッパーは本当に使えるので愛用してます。


斜め後ろから見た図。マフラーまわりのエッチングパーツがいい感じです。



作ってみて感じたのは、非常に精度の高い製品です。ファインモールドは九五式軽戦車も作ってますが*1、あちらは初期の製品のせいか、バリやモールドの甘さが目立ち、合わせの甘い箇所も多くてパテやプラ板は必需品ですが、こちらは補修が必要な箇所が全く見当たりません。
実際作成していると、リベットだらけの無骨なスタイルがとってもいい感じで、たいへん強そうな気がいたしますが、主砲や装甲・機動力が貧弱なうえ国産初の戦車のために他にも欠点が多く*2、開発当時は世界水準の戦車であっても、実戦では支那軍相手にしか通用しなかったようです。
なお最期に残るは塗装ですが、こちらは時間と資金がないので当分保留の予定ですw