三式中戦車 チヌ

正月に購入したファインモールド三式中戦車チヌ。普通のモデラーなら二週間ぐらいで出来るところ、なにかと忙しいためちびちび作成、半年以上かけてようやくできました。


ファインモールド 1/35 日本陸軍 三式中戦車 チヌ プラモデル FM11

ファインモールド 1/35 日本陸軍 三式中戦車 チヌ プラモデル FM11


陸軍の大戦後期迷彩は、旧軍戦車特有の黄帯がないうえ吹付塗装なので、塗り分け考えなくていいから楽ですね。


塗装はクレオスの陸軍後期迷彩色セットを使ってます。


GSIクレオス Mr.カラー 特色セット CS663 日本陸軍戦車後期迷彩色カラーセット

GSIクレオス Mr.カラー 特色セット CS663 日本陸軍戦車後期迷彩色カラーセット


今回はエッチングパーツ使ってません。予算がないし時間もないため却下されました(誰に?)



この角度から見るとティーガー1型と見間違いそうになる迫力。でも比較にならないくらい弱いですw


シャーマンとサシで戦っても負けます、はい。旧軍戦車でシャーマンとまともに対峙できそうなのは四式以降との話。でも終戦まで間に合わなかったのですがね。


参考記事:旧日本軍弱小列伝−逆襲の三式中戦車チヌ


今回、足回りが一番時間かかりました。履帯はモデルカステンの可動式履帯を採用してます。毎日少しずつ作業したので、繋ぐだけでも三月以上かかってると思います。


モデルカステン 1/35 97式 1式・3式 中戦車用履帯 可動式

モデルカステン 1/35 97式 1式・3式 中戦車用履帯 可動式


履帯は焼鉄色の下地にダークアイアンを吹き付け、三種類のピグメントでウェザリングした後、ハンブロールのシルバーをアクセントに塗って金属感を出すようにしました。

GSIクレオス ウェザリングパステルセット1 PP101

GSIクレオス ウェザリングパステルセット1 PP101


モデルカステンの履帯はセンターガイドの穴も正確に再現しています。


履帯の連結部には0.5ミリの真鍮線を使って強度を増しました。


この写真じゃ判りにくいですが、細工した結果思った以上に金属感が出て重量感が増してます。


ヘッドライトはカエルの目玉っぽいのが特徴。右側のライトはクリアパーツの接着に失敗して微妙な角度になってしまった・・・


いままで作った旧軍戦車を並べてみました。


並べてみると、やはり戦車砲の迫力が違います。



車体後部をチハ新砲塔と比較。同じ九七式系列とはいえ違いがよ〜くわかります。





おまけに陸自の74式。こないだ朝霞の広報センター行って撮ってきたので、こんど機会見てまとめて上げようと思ってます。