nameof 演算子

Visual Studio 2015 から nameof 演算子が追加されましたが、これ、かなり嬉しい機能ですね。C# はプレビューの段階から実装されてましたが、Visual Basic はプレビューの時点ではまだ計画中で実装されておらず、リリースに間に合わないのではと思っていただけに、RTM版に搭載され嬉しい限りです。

nameof 演算子


これ何が便利かといえば、例えばビューモデルの変更通知プロパティ (INofityPrppertyChanged を実装したアレ・・・) で通知メソッドにプロパティを名渡す際、従来は文字列リテラルを渡すため、プロパティ名を変えた場合、通知メソッド直し忘れてバインドできなくなったりしたケースもあった訳ですが、

nameof 演算子ではメンバーをダイレクトに指定できるため、プロパティ名を変更する際、コードを安全に変更できるようになります。


具体例を挙げると、Visual Studio 2013 では


のように書く必要があったコードが

のようになります。


しかもこれ、コンパイラ(Roslyn)依存だから、.NET Framework のバージョンを問いません。.NET Framework 4.0 のプロジェクトを バージョン変えずに VS2015 に移行しても、問題なく nameof 演算子を使えました。


Livet の変更通知プロパティも改造

せっかくこんな便利な機能が追加されたのだから、Livet の変更通知プロパティのスニペットに反映させない手はありません。そこで、以前の記事のものを発展的に改造してみます。

これでさらに便利になりましたぁ(^_-)-☆