「いつものパン」があなたを殺す

わたしのまわり・・・親戚や職場関連に何人か統合失調症で苦しんでる人がいるのですが、医者通って薬貰って飲んでるうちは収まったように見えるけど、数年経ってまた何かのきっかけでぶり返してくる・・・これって何が原因で、死ぬまで治すことできないだろうか・・・・ずっと疑問に思ってました。

また、まだ四十過ぎなのに、原因不明の倦怠感に襲われ、それが年々酷くなってく知人もいます。確かに肥満気味ではあるのですが、それでも他のいわゆるデブに比べて極端に疲れやすいのを見ていると、なんか別の病気でもあるのかと心配するのですが、会社の健康診断じゃ特に大きな異常は見られないと・・・これって何だろう・・・

またニュースを見てると、ここ数年、頭のおかしな人増えたなーと思うような事件事故ばかり。時代が病んでるせいもあるけれど、何か腑に落ちない。チックとか ADHD とか、まったく落ち着きない子供たち珍しくなくなったし、でも昔は多動性障害なんて病気の子は小・中・高校の頃思い出してもいなかったと思う。切れやすい、逆に無表情な子供も多くなったように思うし・・・
さらに、まったく同世代の女性に関心がない二十代の男性。逆に六十・七十なのに性欲過多で性犯罪犯す高齢者等、みな歯車が狂ってるというか、脳が溶け出してるんじゃないかと思うような話ばかりです。そんな時、たまたま本屋で目にしたのがこの本。。。

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)


なに、このタイトル!うさんくさっ!が第一印象でしたが、どんなこと書いてんだろうと少し立ち読みしてみました。すると、不眠症アルツハイマー認知症うつ病統合失調症ADHD・癲癇などの脳疾患の原因は小麦に含まれるグルテンにあると断言してるじゃないですか。んなバカな、じゃあ何食べればいいんだよと思いつつ、気になってネットで調べてみたら、グルテンフリーという言葉とともに、こんな本がヒットしました。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事


現実にグルテン過敏症という病気が存在し、アレルギーほど激しい症状はないものの、緩やかに体の各部を痛めつけると・・・ジョコビッチグルテンを摂らない食生活に変えたら体調が激変し、世界第一位のテニスプレーヤーに上り詰めたそうですね。
しかし最初に紹介した「『いつものパン』があなたを殺す」には、グルテンが内臓器官だけでなく、神経系にもさまざまなダメージを与えていることが、近年の研究により明らかになってきたこと。また、小麦自体も、度重なる品種改良や遺伝子組み換えにより、数十年前の小麦と比べ四十倍もグルテンを含むようになったこと。さらに精神病などの神経性疾患もその本質は「炎症」であり、グルテンを含む高炭水化物の食事が、脳に達する炎症反応の原因になっていること。また、あらゆる治療法を試みても一向に治る見込みのなかった躁うつ病学習障害・多動性障害の患者が、グルテンフリーの食事にしただけで劇的に回復した事例などの衝撃的事実を、多数の学者の研究を引用しながら徹底的に論証してます。


・・・・これはなかなか面白すぎるっ!引き続き読んでみますw