NetAdvantage Reporting で不要なセルを削除する

以前のエントリで NetAdvantage Reporting での集計行の作り方を書きましたが、こんどはテーブルフッターで集計セル以外のいらないセルを消したいという要望が出てまいりました。
で、デザイナをいろいろ弄ってみたところセルを削除する方法が見つからず、チュートリアルを調べても削除の仕方が見当たらない＞＜！*1そこで XML を操作して不要なセルを削除できるか試してみました。

たとえば、合計行の不要なセルを消したいとします。この消し方が判らない！＞＜

そこで、レポートの実体である ****.igr ファイルを、デザイナーでなく XML エディタで編集します。ソリューションエクスプローラーでレポートを選択したら、コンテキストメニューから「ファイルを開くアプリケーションを選択」をクリックしてダイアログを起動します。「自動エディターセレクター(XML)」か「XML（テキスト）エディター」を選択し「OK」をクリックします。

テーブルの構造をおおまかに言えば、「Table」→「Table.Cells」→「Label」の階層になっていて、この「Label」がセルの実体です。XML を注意深く観察しながら、不要なセルをコメントアウトしちゃいます。

保存したら、Infragistics NetAdvantage Reporting エディタで開き直します。コンテキストメニューから「ファイルを開くアプリケーションを選択」をクリックして、開き直してください。

するとこうなる。

実行したところ。

応用するとこんな感じになります。XML を手作業で操作するときは、テーブル構造をよく考えながら操作するようにしてください。でないと必要なセルまで消してしまい後で痛い目を見るので注意が必要です。

*1:調べ方悪いだけかも知れませんが・・・