ど素人だが Azure でさくっと MySQL データベースを構築してみる

前回のエントリでは、はじめて Azure を使ってみたわけですが、今回はAzure でさくっと MySQL データベースサーバーを構築してみたいと思います。

Microsoft Azure

今回も Azure よくわかんないまま手探りでチャレンジ、断片的知識で行います。使いこなしてる方が見たら鼻で笑われる内容ですが、まあそこんとこはご容赦ください。(^ω^;

CrearDB

Azure ポータルをブラウザで開き、新規追加(左側、緑の 「+」 のアイコン)をクリックします。


新規→データストレージ→MySQL データベース へと進みます。


データベース名を入力、リソースグループを選択し、利用する価格レベルを選択します。リソースグループは既存のグループを使用するか、新規作成するか選べるので、ここでは新しいリソースグループとして 「MySQL」 を登録しときます。「価格レベルの選択」 タブでは5種類のレベルが選べるようで、価格はドル建て一月分となってます。推定と書いてあるのが気になりますが、とりあえず調査用のため、無償の 「水星」 を選択〜。


この時点ではまだ作成できません。法律条項の確認が必要というのでクリックすると、プランの詳細が表示されます。この時点ではじめて Marketplace 製品 だと判るw これ、ClearDB というサービスだそうですね。下図のとおり、サブスクリプションのサービス外の商品だそうです。うっかり 「水星」 以外のレベルを選択したら課金されるところでした。アブナイアブナイ。ClearDB についてはこちらの記事が参考になります。
ClearDB で無料の MySQL サービスを使う


ちなみに上記記事では、「無料サービスでもクレジットカードの登録が必要」と書いてますが、私の方ではクレジットカードを登録しなくても作成できました。サブスクリプションがあるせいでしょうか、その辺りについては不明です。


必要事項をすべて設定出来たら 「作成」 をクリック。数分待つと出来上がります。


完了しました〜。難しいサーバー知識が必要なく、ホントにさくっと出来上がります。メンテも意識しなくても済むし、上位レベルではバックアップや地理的分散も行ってくれるそうです。災害や有事のことを考えると、データの地理的分散は非常に大事です。それを考えると、月100ドルでも十分安いのかもしれません。


ポータル上でデータベースの使用状況が確認できます。


MySQL データベース→「すべての設定」→「設定」→「プロパティ」と遷移すると、ユーザー名やパスワード等、接続に必要な情報を閲覧できます。


接続文字列も用意されてるので、早速コピって試してみましょう。


Visual Studio を起動し、コンソールアプリケーションのプロジェクトを作成し、MySQL のバージョン取得するコードをさくっと書いてみます。


実行結果・・・ち、5.5かよ・・・・(-_-;


5.6以上のバージョン使いたい私としては、MySQL のバージョンが5.5 なのは残念でしたが、クラウド上にさくっとMySQL データベースを構築したい場合、たいへん便利なことが判りました。でも、バージョン変えられるか不明ですが、最新の5.7 を使いたい人には不向きなようですね。というわけで、次回は仮想マシンを Azure に構築し、MySQL 5.7 のインストールするとこまで試してみたいと思います。