Windows 8.1 Preview が公開されたのでお試し中

本日、遂に Windows 8.1 Preview が公開されました。Microsoft の公式ページは以下になります。

関連記事:Windows 8.1 Preview

ついでに Visual Studio 2013 Preview も公開されてましたっ!次の .NET Framework のバージョンは 4.5.1 だそうです。何とも微妙なバージョンですね。

インストール

上記ページにアクセスして「今すぐ入手」をクリック。本日現在 Windows 7 だと以下のページが開きます。まだ ISO ファイルは用意されてないようですね。


そこで仮想環境にインストールした Windows 8 からダウンロードを試みます。「今すぐ入手」をクリックすると Windows 7 とは違うページが表示されます。「更新プログラム」の入手をクリックすると、インストールを開始します。


更新プログラムのインストールが完了して OS を再起動すると、自動的にストアに移動しますので、ダウンロードをクリックします。
ここで注意すべきは、Classic Shell が起動中だとインストールに失敗した旨のメッセージが表示されます。デスクトップに移動して Classic Shell を終了させてからインストールし直しましょう。
いや、Classic Shell はそもそも Windows 8.1 Preview に非対応で動作しません。実際試してみましたが、起動してもスタートボタンが置き換わらない上、Windows 8.1 のスタートボタンも機能しなくなったので、8.1にアップグレードする前にアンインストールしとくのが正解です。
#2013/06/28 追記: 次のエントリにも書きましたが、Windows 8.1 Preview インストール後に Classic Shell 最新版いれたら動作しました。。。


ダウンロード中・・・アクセス集中してるのか、かなり遅いです (^^;
ダウンロード開始してから現在約1時間・・・まだ三分の一も落ちてないです。。。


二時間以上掛けてやっとインストールが完了しました。再起動を促してきますので、作業中の項目があったら保存して再起動します。でもここからまた、かなり時間が掛かりそうな気がw


再起動中は金魚が泳ぎます。もっとも Preview 版ですから動く筈ありませんがw


再起動が完了するとライセンス条項の許諾画面が表示されます。ここは素直に「同意します」をクリックしてください。


設定画面に移動します。Microsoft アカウントを登録するなら、ここは素直に「簡単設定を使う」を選びましょう。ちなみに私は、仮想マシンMicrosoft アカウントを登録する気なかったので「自分で設定する」を選択しました。


「簡単設定を使う」を選択した場合、Microsoft アカウントを登録するよう促してきます。ここで何も入れないと先進めないので、Microsoft アカウント登録したくないならいったん戻ってやり直します。


「自分で設定する」を選ぶと、次はネットワークの設定画面になります。通常は「はい(Y)」を選択します。


PCとアプリの更新やプライバシー保護の設定画面です。ここはすべてデフォルトでオンになってるので、そのまま次へと進みます。


次は解決策の検索方法やサービス向上への協力の設定を行います。せっかくプレビュー版使わせて貰うわけですから、品質向上にぜひ協力してあげてください。すべてオンに設定しましょう。


情報の共有の設定です。ここもすべてオンでいいでしょう。


もともと Microsoft アカウント登録してなかったのでこの画面が表示されてます。ここは「既存のアカウントの使用」をクリックして次へ進みます。


引き続きアプリのインストールを開始します。ここからがまた待たされる。。。 (^^;


やっとインストール完了しました。所要時間は約3時間w



新機能

Internet Exproler 11
まず標準で Internet Exproler 11 がインストールされています。Webサイトをライブタイルで表示したり、Chrome のようにアドレスバーで検索できるようになったり、WebGLHTML5 ビデオに対応してよりメディア機能が強化されたそうです。


関連記事:
Internet Explorer 11、HTML5ビデオやWebGLをサポート
Internet Explorer 11 Preview提供開始、WebGLやMPEG DASHに対応


ちなみに以下はアドレスバーで語句検索をしてるとこです。アドレスバーに文字を入力すると、候補が随時表示されます。


スタートボタン
スタートボタンが復活しました。とはいえ Windows 7 までのスタートボタンと大きく異なり、左クリックではスタート画面とデスクトップを切り替えるだけです。
右クリックで「電源オプション」や「ファイル名を指定して実行」「コントロールパネル」等にアクセスできるショートカットメニューが表示されますが、ちょっと判りにくい。あと階層型にインストールされたアプリケーションにアクセスできる UI が提供されてないので、もう少しどうにかして欲しいとこですね。


Classic Shell
まだ十分試せてませんが、こちらの環境では Classic Shell が正常に動作することを確認できました。最新版 3.6.8 では 8.1 Preview にも対応したとのことです。インストールすると、8.1 のスタートボタンを上から隠します。やはり使い慣れたインターフェイスの方がいいですね。


サインイン後デスクトップをただちに表示
コントロールパネルの「デスクトップのカスタマイズ」「タスクバーとナビゲーション」という項目が追加されてます。


「ナビゲーションのプロパティ」をクリックして表示されるダイアログで、「サインイン時にスタート画面ではなくデスクトップに移動する」にチェックして「摘要」をクリックすると、次回サインイン以降ただちにデスクトップが表示されます。デスクトップ PC で Windows 8.1を使うユーザーにとっては有難い機能です。


スナップ表示の幅を変更可能に
Windows 8 のスナップ表示サイズは320ドット固定でしたが、8.1では自由に変更可能できるようになりました。スライダーを左右に移動することにより、自在にサイズを変更できます。


地図アプリ
地図アプリが強化されてルート検索機能が付いたようです。ただし電車以外のルートが検索できず、ルート案内の説明も英語が混ざってて日本語に完全対応できていません。しかもホイールでズームしてたら突然落ちるし(苦笑)
地図データはゼンリンのデータ使ってるので、精度はある程度信用できますが、ソフトはまだまだこれからってとこですかね。早く Google Maps に追い付いてほしいものです。高速料金も対応できたら最強なんだけどねw


アラーム
Windowsアプリに標準アプリがいくつか追加されました。ざっと挙げれば

  • アラーム
  • サウンドレコーダー
  • スキャン
  • 電卓
  • フード&レシピ
  • ヘルスケア&フィットネス
  • リーディングリスト

サウンドレコーダー・電卓・アラームは、タブレットだと頻繁に使いそうな機能ですね。特にアラームはなぜ今までなかったんだろうと不思議に思ってたくらいです。



(続く)