技術ひろば.net 2010年8月 勉強会
技術ひろば.net の勉強会に、今回初めておじゃまさせて頂きました。
わたくし普段は わんくま同盟 の勉強会によく顔だしてるのですが、わんくまとはかなり雰囲気の違う勉強会で、向こうが砕けた感じなら、こちらは比較的大人しめですが、たいへん真面目な方が集まってる感がいたしました。
(どちらが良いとかいうのはないです、念のため)
20人くらいの小さな勉強会でしたが、セッションは想像以上に濃かったです。
SQL の Window 関数
Window 関数ですか・・・PostgreSQL や Oracle・SQLServer にこんな楽しい機能があるとは知りませんでした。これは面白すぎるっ!でも MySQL にないのは悲しいです。(;_:)
非マネージコードよりマネージコードを呼ぶ
話の起こし方から大変興味をそそられました。PS3 と XBOX で動くゲーム(かなり大規模なプロジェクト!)を開発するためのツールを .NET で作り、アンマネージのプログラムから呼び出す方法を紹介されてました。先日 MSDN のフォーラムでも似たような話が上がっていたので大変興味深く拝聴できました。
近いうちに AutoCAD の案件の話が出れば、ObjectARX(VC++)と .NET で同じ手が使えるかもしれない。
来年かなりの確率で以前私が関わったプロジェクトの回収案件が出そうですが、最近聞いた話だとターゲットは AutoCAD 2006 から動かないらしい。そこで複雑な GUI は全部 VS2010 で作って、後は ObjectARX で呼び出すという荒業を考えてます。ちなみに最初のバージョンは Delphi で作った画面を ObjectARX (VC++ のDLL)から呼び出してました。どちらもネイティブでしたが、結構楽しい案件でしたね。
ASP.NET MVC2 モデルと検証のポイント
MVC(Model・View・Controlerパターン)の話と RequiredAttribute 等の属性を使った検証の話です。一番最初にわんくま勉強会に参加したとき、赤間さんが.NET の「検証」の話をしてたのを思いだしました。
設計書、Word で書いてみませんか。
Excel と比較しつつ Word のドキュメント作成のポイントを実践的に話しておられたので、大変判りやすかったです。
- 「Word は段落指向のソフトウェア」
- 「段落ごとに別のオブジェクトになる」
- 「段落に対してスタイルを設定する」、
- 「Word の設定には歴史的な経緯でかなり矛盾があるので、深みにはまりそうだったらスルーする」
等etc、Word 操作のポイントを解説されてましたが、Word の奇々怪々?な仕様も「段落」と「歴史的経緯」という観点から見ると納得いたします。
興味のある方は以下の本を読んでみるといいかも。
エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方
- 作者: 佐藤竜一
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/05/22
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"つまみぐい勉強法”を読んでみた
この本の話です。
IT業界を楽しく生き抜くための「つまみぐい勉強法」 (技評SE選書)
- 作者: 奥乃美,渋川よしき
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/05/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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確かに「勉強法」って大事ですよね。一人で勉強していると偏った知識に陥りやすいので、勉強会等に参加して色んな話を聞くのは大事だと思います。