WPF 超入門 〜WPF を習得するには?
WPF を習得するための方法を少し纏めてみました。なんかの参考になれば幸いです。
オンライントレーニング
プログラミング初心者向けの WPF によるデスクトップアプリ開発入門が、Microsoft Virtual Academy(MVA) にて公開されてます。プロジェクトを作成し、ボタンクリックで文字列をラベルに表示する簡単なプログラムです。WPFはおろか Visual Studio での開発経験も全くないという方は、このオンライントレーニングから入ってもいいのではないかと思います。
Visual Studio を使ったデスクトップ アプリ開発入門
ハンズオントレーニング
手っ取り早く確実なのは、WPF を知り尽くした経験豊富な講師がいる企業のセミナーを受講するのが一番早道だと思います。
私が見たなかでイチ押しなのが、Infragistics 社のハンズオンセミナー。
講師の話の進め方が上手く、資料もたいへんわかりやすい、さらに Expression Blend の使い方も合わせて教えてくれるので、大変お得感があり、しかもトレーニング内容もかなり実戦的な内容になってます。
難点は・・・高いっ! 126,000 円!><
企業で受講するには丁度いい価格帯なんでしょうが、個人で受講するにはちと高すぎるのが難点です。2〜3万程度なら喜んで受けたいのですが。。。
しかしこの Infragistics 社、毎年 Developer Days というセミナーを行ってるようで、午前中はハンズオンセミナーを 1万という格安価格で行ってくれました。来年もあるなら、まずこちらを受講してみるという手もあります。私も参加しましたが、初心者にも大変判りやすくとっても親切に教えてくれるという印象でした。ただし今年(2010年) は Silverlight だったのが残念・・・(´・ω・`)
#ちなみに本記事は Infragistics さんのハンズオントレーニングにインスパイアされてますが、貰った資料、帰ってから全く開かずに記事書いてます。悪しからず。(^ω^;
書籍
本日現在出版されてる書籍の中では「エッセンシャル WPF」が一押しです。WPF の設計思想からアプリケーション・コントロール・レイアウト・メディア・データの各項目を体系的に学習できます。
内容は初心者にはやや難しく、読んでるだけでは頭に入ってこないかも知れませんが、各章のコードを実際試しながら読み進めるとすんなり頭に入ってきて、「なるほど!だからここはこうなってるのかっ!!」と、WPF の設計思想を面白いと実感できると思います。
本書のサンプルコードの実行の仕方はこちらを参考にするといいでしょう。
エッセンシャルWPF:Windows Presentation Foundation (Programmer's SELECTION)
- 作者: Chris Anderson,星睦
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/10/31
- メディア: 大型本
- 購入: 6人 クリック: 128回
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インターネット
GrapeCity の八巻さんと 未確認飛行 C の岩永さんの記事がお勧めです。お二人とも WPF を体系的に説明されてるので、学習するには格好の記事だと思います。
あとは MSDN の記事ですね。こちらは初心者でも判りやすいチュートリアルが公開されています。
ちなみにうちのブログのスタンスはあくまで 「超入門」!「触って慣れる」がモットーですので、WPF の特徴や概念、各機能の詳細な解説は行っておりません。悪しからず。
Expression Studio Ultimate 4.0 日本語版
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: DVD-ROM
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# 2015/06/03 追記:MVA のオンライントレーニングの紹介を追加した。