統治能力の崩壊

昨日に引き続き時事問題。今回は「統治能力」についてです。

昨日の記事にもリンク貼っておきましたが、本日はあえてトップに動画持ってきました。これを見て、また憤らずにはいられません!!


動画の続きは、以下をご覧下さい。特に 3〜5 は必見!

20100512(水)アンカー02
20100512(水)アンカー03
20100512(水)アンカー04
20100512(水)アンカー05


私、アンカーという番組はじめて知ったのですが、こんな骨太の番組やってたのですね。どうやら関東では放映していない番組だそうで、口蹄疫関連でいろいろ調べていたらこの動画に巡り合えました。本当に観れてよかったです。でもいつ消されるか、心配ではありますが・・・


さて、この番組内で青山さん(この方もはじめて知ったのですが)が「政府は統治能力を失っている」と痛烈に批判しているわけですが、口蹄疫普天間問題だけじゃない。日本周辺での四つの問題につき、さらに鋭く突っ込んでいます。大きな問題とは以下の四つ

  • 韓国哨戒船を北朝鮮が撃沈か
  • 金小日、謎の訪中
  • 中国海軍が日本の海に進出
  • 鳩山密使がロシアへ


いずれも統治能力の欠如の問題として

まず 「韓国哨戒船・沈没問題」。もし「制裁」という議論が出た場合、韓国・米国としては、国連非常任理事国であり隣国でもある日本と事前協議したいにも関わらず、米国・韓国側から見て

誰と話をすればいいのか、まったくわからない

というという事態に陥っているという。


次に 「金小日の訪中」 に関してですが、経済崩壊寸前で中国に救いを求めにいったという説もあるとのことです。中国・韓国・米国としては、北朝鮮が経済崩壊したときに備え、やはり経済大国でもあり隣国でもある日本と事前協議したいが、これまた

誰と話をすればいいのか、まったくわからない

という状況らしい。


さらに 「中国海軍の進出」 に関する問題。今回の海洋進出に関しては、ちょっと意見が違うのだが、自衛隊在日米軍の亀裂を調査するというのはなかなか面白い見方だなとは思った。で、現時点では防衛省がとりあえず対症療法的に対処しているが、我が国の安全保障を脅かす行動をしているにも関わらず、官邸が中国に対しこれまた

何を考えているのか、さっぱり判らない

という状況だそうです。


そして一番驚いたのが、鈴木宗男の問題。小沢の盟友ともいわれる鈴木宗男だが、ロシアに行ってとんでもない動きを見せており、鳩山とも密かに連絡取り合ってるそうで、6月に予定されている日露首脳会談では、領土問題に関してさらにロシアに譲歩を重ねるような最悪の展開になりかねない危惧があるという。

しかしこれ等はなかなか鋭い指摘ですね。青山さん、たいへん優れた見識をお持ちのようで、敬服いたしました。


私は政治家の最大の責務は安全保障にあると常々思っておりますが、ここまでひどい政権は、戦後初めてではなかろうか!・・・ああ、ついでにいっとくけど、次にひどかったのは、村山政権ねw

番組の最後で、7月の参院選に向け、各政党がタレントやスポーツ選手を担ぎあげている映像が流れました。谷亮子・堀内・中畑・etc・・・、でも彼らに「安全保障」「危機管理」という概念があるとは到底思えません。谷亮子が堂々と「金メダルを目指す」と言っていたのには絶句の他はありません・・・しかし民主も論外だが、自民も堀内とか担ぎ上げてるようじゃ、もう終わってますね。もっとも社会党公明党と連立組んでるころから終わっていた感がありますが・・・